あさひ組

2025.02.19

あさひ

お正月の遊びのひとつとして、ストローの骨組みにビニール袋を着けた凧を作り、凧あげをしました。

あげ方を知っている子どもが始めると、見よう見まねでまわりの子どもたちもあげ始め、「こうやるんだよ」「ここを持って」と、お互いに教えていました。

繰り返し挑戦するうちに、段々と凧も高くあがるようになりました。

そのうち、地面を走るよりも山の上の方が高くあがると気づき、みんなで山の上に集まっています。

高く凧があがるようになると、糸が絡まってしまうことも。

そんな時は、あさひ組の子どもたちが直してあげていました。

壊れた凧を保育者が直していると、「作ってみたい」という声も出てきました。ビニール袋にまず線を書き、線通りにハサミで切るように言うと、はみ出さないように慎重に切ります。

 

「ぼくは、ハサミをやりたい」「ここをおさえているね」と話し合って作りました。自分でやってみたいと思うことで、他の子どもとのやりとりも増え、相手の考えを聞いたり、自分の意見を言ったりといった関わりが生まれていきます。

 

凧作りと凧あげの両方をすることで、凧によってあがり方が違うと気づき、「○○くんの、高くあがったね」「こっちはちょっとあがらないな」と、凧の形も考え始めました。

 

同じタコですが、1月の調理実習では、「たこ焼き」を作りました。何を入れたらおいしいか、子どもたちと話し合って具材を決めました。

竹串を2本使って、じょうずにクルクルとひっくり返しています。

 

今回は、配膳もあさひ組の子どもたちがしました。

「これはタコが入ってて、こっちはカニカマとチーズで、これはただのたこ焼き。どれがいいですか?」

「ソースかける?」と、一人ひとりに確認しています。

 

調理実習を通して、自分たちが作った物を食べてもらう嬉しさを感じてほしいと、私たちの園では考えています。

今回は、たこ焼き作りにどんな役割が必要か、誰がどの役割をするかも子どもたちが話し合って決めました。

たこ焼きを配る中で、言葉も増え、「これがおススメです」と伝えたり、「少しにする?」と聞いたりもしていました。

 

作ったたこ焼きを食べてほしい人には、配達もしました。

写真は、この時、園庭にいた保育者に届けているところです。後で、「おいしかったよ、ありがとう!」と言ってもらい、子どもたちも嬉しそうでした。

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