2025.06.03
新年度の4月に比べ、子どもたちの生活リズムや情緒も安定してきました。
担当保育士も決まり、お子さんとの関わりの中で、関係性を築いています。
子どもたち同士の関わり合いも見られており、下の写真は1歳児と2歳児、異年齢のかかわりです。
壁にかけてあるポストボックスに上手く遊具が入らず困っていたお子さんに対して、遊具の入れ方を教えています。
入れている様子をじっと見て、上から入れた遊具が下の穴に落ちてくると、不思議そうに穴を覗き込んでいました。
2歳児のお子さんがテーブルにお皿やスプーンを用意していると、1歳児の子どもたちも同じように遊び始めました。
同じ色の皿、同じ形のスプーン、同じ具材を選び、写真のように並べています。
同じようにできたことが嬉しく、微笑んでいました。
子どもたちは、他のお子さんの遊びなどを模倣する、模倣されるを繰り返して、いろいろなことを獲得していきます。
保育室には粗大遊びができるスペースもあります。
1人が青いビリボに座ると、右のお子さんもすかさず黄色いビリボに座ります。
1人が回ると、もう一人も回り…同じ動きをする度にお互い笑い合っていました。
1歳児になると、このように並行して同じ遊びや動きをすることが増えていきます。
粗大遊びは日によって変わり、子どもたちの身体的動きに合わせて設定しています。
木馬に乗れるまでには、上手くいかずにたくさん悲しみ、悔しがる姿が見られ、少しずつ、体の使い方、乗るコツをつかんでいきました。
写真は、初めて乗ることができたときの表情です。
子どもたちは生活や遊びの中で、常に何かに挑戦しています。保育士は、その時々の気持ちを言葉にして関わり、励ましや勇気づけをしています。
5月から1歳児(しずく組)の子どもたちも、戸外遊びが始まりました。
坂道を三輪車で前進。ハンドルを上手く操作しながら上がっていきます。
途中、木々や葉が揺れたり、虫が飛んでいるのを見て、たくさん反応をしていました。
子どもたちの気づきに対して、保育士は言葉を介してやりとりをし、同じ体験を共有しています。