しずく・そら①

2025.09.29

暑くて戸外に出られない日は、廊下やテラスでも遊んでいます。

この日は、保育士が食紅で色を付けた氷を洗面器に入れてみました。

色も大きさも違う氷を、「つめたーい!」と手を震わせながら触れ、思わず写真のような表情に!

 

 

氷が溶けてくると、「なくなった!」「ちいさくなった!」と氷が変化いく様子にも目を向けています。

また、黄色と赤の氷が溶けて水の色が変わると、「あれ!?オレンジ!」と不思議そうに観察するお子さんもいました。

 

テラスからは以上児クラスの園庭が見えます。以上児のお子さんが園庭へ出てくると、何をしているのかがとっても気になり、保育士に「なにしてるの?」と問いかけます。

運動会の練習をしていることが分かると、「うんどうかい?」と興味津々。

かけっこしている姿を見て、「がんばれー!」「はやーい!」と声を出していました。

他のお子さんがしていることに興味関心が膨らんでくるのも、この時期の子どもの特徴です。

 

運動会で行う体操の音楽が鳴ると、テラスでも真似をして体操が始まりました。

普段から子ども自身が音楽を口ずさみながら体を動かすことがよく見られているので、体操にノリノリです。

保育室に戻ると、「体操やってきたんだよ!」と保育士に伝えていました。自分の出来事をお話することも、ずいぶんと増えました!

 

廊下の一角にある、ゴムで吊るしてあるボールを掴もうとしています。

初めは床から手を伸ばしていましたが届かないことが分かると、近くの台を利用。

自分のやりたいことを叶えるために、人を頼ったり、物を代用したりする姿が見られています。

保育士は、子どもたちがやりたいことをすぐに諦めてしまわぬように、遊びの様子を見守り援助しています。

 

身体も成長し、三輪車にまたがり進めるようになりました。方向転換もできるので、行動範囲が広がります!

「ぶーん!ぶーん!」と声に出しながら好きな方向に進みます。

1、2歳児の時期は並行遊びといって、「同じこと(遊び)がしたい」と並行した動きが見られます。

できるだけ同じ遊びができるよう、遊具も2つ以上準備しています。

高いところにあるバケツに毛糸で作られたボールを投げ入れています。

バケツは少し背伸びやジャンプをすると届く高さに設置し、子どもたちが挑戦しやすい環境を作っています。

バケツにボールが入ると「せんせー!はいったよー!」と知らせ、喜びを感じているようでした。

 

遊びや生活では、子どもたちが自らたくさん挑戦ができるよう「最近接領域」を大事にしています。

最近接領域とは、「すこし頑張ればできること」という意味で、子どもたちが簡単すぎず、難しすぎないことに取り組めるよう関わっています。

 

 

 

 

 

 

 

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