しずく・そら①

2025.10.23

今月は指先を使った遊びを紹介します。

まずはひも通しです。ひも通しにも種類があり、パーツの大きさや形も様々です。

こちらはそら組のお子さんで、小さいビーズのひも通しに挑戦しています。

最近では通す順番を色ごとに揃えるようになりました。ボウルに入ったビーズをすべて通しきるまで真剣な表情でした。

 

 

こちらはしずく組のお子さんで、最近ひも通しが出来るようになりました。

できることが増えて嬉しい表情を見せていました。

ひも通しは左右の手で異なる動きをしながら、指先や手首をコントロールする力を養います。

目でみたものを手を使って正確に動かす協応動作も身に付けていきます。

ドーナツ状のパーツを棒に通す遊びで、色の違いを判別できるようになり、色ごとに分けて通しています。

色の名前も徐々に覚えていて、知らない色があると「これは~?」と保育士に聞いています。

満2歳頃になると色の認識も出てくるので、「赤」「青」などと話すようにもなってきます。

 

丸い形に切り込みが入っている遊具を、いろいろな方向から組み合わせています。

保育士が「何を作っているの?」と聞くと「ひこうき!」と答え、飛行機ができあがると「ぶーんっ!」とエンジン音を口に出しながら飛ばしていました。

組み合わせを変えることで、様々なものに見立てられ、はめるという作業がこまかな指先の発達を促します。

保育士がお部屋の装飾として遊具で作ったヘリコプターやお花をテーブルの上に飾っておくと、それに気づいたお子さんが「作りたーい!」と作り始めました。

写真左側のお子さんはヘリコプター作り。「おっきいのつくるんだよー!」と張り切っていました。

写真右側のお子さんは「おはなどうやるの?」と保育士に聞きながら組み合わせ、1つ組み合わせられると笑顔で「できた!」と慎重に進めています。

ブロック同士をはめるときに指先に力をいれながら「やっとついたね!」というお子さん同士のやりとりも見られました。

指先の力も少しずつコントロールできるようになってきました。

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