しずく・そら①

2025.11.28

子どもたち同士のやりとりは、遊びの中でもよく見られます。

こちらは積み木を交互に積みながら、「高くなってきたね」と話している姿です。

積み木の穴から付属の小さな積み木を落とし、落ちる音に「えー!なんかきこえたー!」と盛り上がっていました。

 

お盆の裏にある模様をコンロに見立て、具材を焼き始めました。

黄色はチーズ、赤はトマト、茶色はハンバーグと色ごとに具材を決め、「チーズのうえにトマトのせよー!」「チーズはこっちね!」など言葉でやりとりしながら作っていました。

五角形と三角形のマグネットを組み合わせ、こまのように遊んでいると、興味を持ったお子さんが「どうやってつくるの?」と聞いています。

身振り手振りで作り方を伝え、同じものができあがり、木製人形を乗せ回すと、「みて!回ったよ!」と顔を見合わせ笑顔になりました。

ドレッサーに座りお化粧していたお子さんに近づき、どんなことをしているのかじっと見ています。

ドレッサーの席が空くと、どの色にしようかなと色を選び、同じように指でお化粧をします。

他のお子さんの遊びをみて自分でもやってみたいなと感じ、模倣することで遊びが広がっています。

 

1,2歳児は、同じ遊びをする並行遊びが盛んに見られる時期です。

ブロックを平面状につなげるお子さんの姿を見て、同じ遊具を準備し、横のスペースで遊びを始めていました。

言葉でのやりとりはありませんが、時々、お互いの遊びの様子をみては、自分の遊びを進めています。

 

 

こちらも並行遊びの様子で、ケーキの真ん中に細長いお手玉のロウソクを立て、それぞれのケーキの完成です。

ケーキが完成したあとに、ひとりがスプーンを用意すると、もうひとりのお子さんもスプーンを手に取りました。

同じことができるように、棚にはひとつの種類の遊具を2つずつ準備しています。

 

 

子どもたちはいろいろ人たちとのやりとりを通じて、言葉を知り、人との関わり方を覚えていきます。

保育者も子どもたちの言動に心を向け、たくさんのやりとりが生まれる環境作りをしていきたいと思います。

 

 

 

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