しずく・そら②

2026.01.30

今月も子どもたちの遊びをご紹介します。

室内では今、さまざまな遊具を使い、丸(〇)を作る遊びがたくさん見られています。

洗濯物干しの紐に、棒状のスナップボタンを通して輪っかをかけています。

自分の背丈よりも高い位置に紐があるため、初めは身体がフラフラするなどバランスをとることが難しそうでした。

慣れてくると輪っかを作るスピードが上がり、大小いろんな大きさの輪っかが紐にかかって揺れていました。

こちらは五角形の磁石で作ったボールを転がしているところです。

写真のお子さんの前には、2メートル程離れたところに他のお子さんが座っており、そのお子さんに向かって「それ~。いくよ!」と勢いよく転がしていました。

力が入りすぎてしまい、ボールがクシャっと潰れてしまうと、「あーあ。なんでよ」と肩を落としていましたが、ボールを作り直すと再び、声を弾ませながら転がし合っていました。

1歳児の遊びの特徴として並行遊びがあります。

こちらは並行遊びの様子で、左側のお子さんがお風呂に見立てた洗面器に人形を入れて、「ゴシゴシ」と身体を洗っていました。

その様子を少し離れたところから見ていた右側のお子さん。しばらくすると、左側のお子さんと同じものを棚から準備し、お風呂に入れていました。

一見すると一緒に遊んでいるようにも見えますが、他のお子さんの遊びがきっかけとなって、並行遊びが拡大していくのも1歳児のこの時期ならではの姿です。

遊具の種類や量を十分に準備しておくことで、やってみたい!と心が動いた時に、同じ遊びができる環境を整えています。

話しは変わって、外遊びでは、自然物に進んで手を伸ばしています。

強い冷え込みが予想される前の日の夕方、保育士が大きなタライに水を張っておきました。

次の日の朝、大きな氷ができていると、「わー!これ、なあに?」と興味を持って質問する姿や、「こおり?」と何ができたのかを分かって共有しようとするやりとりがありました。

大きなスコップで割ると、洗面器いっぱいに入れて、「おもい、おもい」と砂場まで運んでいました。

砂山をクリスマスツリーに見立て、「かざりつけしてるの」と割れた氷をあちこちに置いていました。

こちらのお子さんは、トレーに出したバケツでできた氷がお皿に見えたようで、氷のお皿にスコップで少しずつ砂を入れていました。

保育者が何を作っているのか聞いてみると、「うどん」と話し、砂を全て入れ終えると、スコップで円を描くようにかき混ぜる姿を見て、保育者の頭には熱々のうどんが浮かびました。

氷を持ってはみたものの、初めは「つめたい」と想像以上の冷たさに泣いていました。

「つめたかったんだね。指の先が赤くなってきているね」などと保育者とやりとりをしている間に涙が止まり、再び氷に手を伸ばしていました。

そして氷を持っては離すを何度か繰り返した後に、隣の銀色の器に移し替えていました。

子どもたちが主体的に働きかけたからこそ、知らなかった様々な感触に気づき、発見が増えていきます。

寒い冬はまだまだ続きそうなので、冬ならではの素材に触れられる機会をこれからもたくさん作っていきたいです。

外でも遊びが広がるよう、鍋やフライパン、お玉、皿やお椀、スプーンなど道具を揃えています。

その中でもアイスのコーンは特に人気で、時には2歳児のお子さん同士で、アイス屋さんごっごが始まります。

右側のお子さんがアイスを作り終えると、「いらっしゃいませー」と店員になろうとしていたので、すかさず保育者がベンチを用意しました。

すると左側のお子さんが、「アイスくださーい」と買いに来ました。

「いちごとメロンのアイス、どっちがいいですか?」「おかねください」と相手に聞いたり、物を受け取ったりとするやりとりしていました。

お客さんは「んー…」と首を傾げて考えた後、「やっぱりいちごです!」と、いちご味を注文していました。

先程のやりとりをみていた他の子どもたちが、同じような遊びを真似ています。

お客さんが笑顔でアイスを受け取ると、店員さんも笑顔になっており、心を通わせたやりとりに喜びを感じている様子でした.

このようにごっこ遊びなどの中で、物を介しての関わり合いがより増えています。

自分以外の存在に気づき、興味を持って人と関わろうとする今の時期だからこそ、保育者が仲立ちとなってそのやりとりを支援していきたいです。

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