2025.07.31
今月はわらべうたの様子をご紹介します。
当園では触れ合いのひとつとして、わらべうたを行っています。
わらべうたの音階は「ドレミソラ」の5音で構成され、半音がなく、子どもたちも歌いやすいのが特徴です。
下の写真のお子さんは始め、保育士がうたっている姿をじっと見たり、聞いたりしていました。
歌が日常的になり、耳に馴染んでくると、動作を真似るようになりました。
布を頭に乗せる、手拍子をするなど、自分ができる動作でわらべうた遊びに参加しています。
いないいないばあっ!の動作が入ったわらべうたでは、布を上下に揺らして顔を出したり隠したりしています。
歌っている保育士と目が合うと、にこっとして、「ばぁー」と声を出し反応していました。
身近な大人の顔が出たり隠れたり…見えないものが見えたときに、喜ぶ姿も見られます。
じぃじぃ…
ばぁ!
歌が聞こえてくると、その歌に使う道具を手にすることが増えました。
下の写真は、わらべうたに使う花はじきを保育士に渡し、自分にも歌ってほしいことを伝えています。
歌の最後に花はじきを頭上に乗せる歌なのですが、頭から花はじきが落ちないように慎重です。
なかなか手を離せずにいた姿を、写真におさめました。
こちらのわらべうたは、最後の「はなした」という歌詞に合わせ、持っているものを手から離します。
写真はちょうど手からチェーンを離した様子です。
容器の半分がチェーンで埋まるまで、わらべうた遊びを繰り返していました。
繰り返し歌ってほしいという要望を、表情やしぐさで伝えています。
今回紹介したわらべうたは、「じぃじぃばぁ」「もちつきぺったん」「こめついたらはなそ」という歌です。
0歳児クラスでは、わらべうたは基本的にお子さんと1対1で行い、子どもと保育士が対面になり同じ動作をし合うことで、心を通わせられる時間にしています。